リージョナルキャリア徳島のコンサルタント、吉津です。

今回は、紙に機能を持たせた機能紙や機能材シートによって、自動車・エネルギー・電気・環境などさまざまな産業を支える上場企業「阿波製紙株式会社」を紹介します。

（画像出典：阿波製紙株式会社公式HP）

知識と技術力を基盤にした3つの事業

阿波製紙は1916年（大正5年）に和紙メーカーとして創業。長年培ってきた阿波和紙づくりの伝統を継承しつつ、時代の変化に合わせて業態転換を推し進め、自動車エンジン用のフィルターや、純水製造に使用される分離膜などを開発・製造する「機能材シートメーカー」へと変貌を遂げてきました。

現在の事業領域は、大きく分けて「自動車関連資材」「水処理関連資材」「一般産業用資材」の3つのセグメントに分かれています。

自動車関連資材

同社の売上構成の50％を占めており、エンジン用フィルターやクラッチ板用摩擦材原紙など、自動車の動力部分に欠かすことができない重要な部材を提供しています。

水処理関連資材

分離膜支持体用の不織布を用いて海水の淡水化や廃水の処理を行っています。これは同社売上の40％を占めています。

一般産業用資材

袋詰めされた食品の脱酸素剤の包材や、LED照明・液晶テレビなどの電子機器に利用される導電性シートなど、主に食品や電子部品用の機能紙を製造・販売しています。

素材の取り扱いに関する豊富な知識と高い技術力を強みに、時代のニーズに応える新たな機能の開発を続けています。

働きやすい職場環境

同社は新規事業の創出にも積極的に取り組んでおり、水環境事業（MBR用浸漬膜ユニットなど）やサーマルマネジメント事業（断熱材・熱拡散材など）に注力しています。

また、新工場への投資なども含め、2022年からの3年で94億円の戦略投資を計画・実行しており、今後ますますの成長が期待されます。

部署間のコミュニケーションも活発で面倒見の良い社員が多いなど、アットホームで明るい社風が同社の特徴。有休も取りやすく、自由な雰囲気の中で自分のペースで仕事ができ、長く働ける環境も整っています。

「福利厚生の整った上場企業で、安定して成長していきたい」という方に、ぜひオススメしたい企業です。

阿波製紙株式会社の求人情報

阿波製紙株式会社では現在（2023年12月18日時点）、以下のポジションで採用が行われています。

※職種名のリンクから求人情報の詳細をご覧いただけます。

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