転職成功者インタビュー

大塚テクノ株式会社
吉田淳一さん(仮名・海外事業企画) 44歳

強みを活かせる環境へ。7年半の海外経験を武器に、徳島へのIターン転職を決意。

日用品メーカーのタイ現地法人で生産管理や収支管理、IT推進、購買など幅広い業務を経験してきた吉田さん。家庭の事情で帰国した後は営業として国内の大手顧客を担当し、確かな実績をあげてきた。

しかし、「海外で働きたい」という想いが高まり、転職を決意。さまざまな選択肢の中から最終的に選んだのは、徳島に本社を置くプラスチック製品・精密電子部材メーカーの大塚テクノ株式会社だった。

ベトナム子会社での海外事業企画という新たなミッションを担い大阪から徳島へIターン転職した吉田さんに、現在の仕事や家族との生活について伺った。

※本記事の内容は、2026年2月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
3回
活動期間
エントリーから内定まで105日間

転職前

業種
日用品メーカー
職種
法人営業
業務内容
新規顧客開拓、新製品提案、メンバーマネジメント

転職後

業種
プラスチック製品・精密電子部材メーカー
職種
海外事業企画
業務内容
海外営業戦略の推進、海外拠点マネジメント、グループ会社間の連携強化

タイ駐在で得られた達成感。もう一度海外で働きたいという想いが転職の原動力に。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

大塚テクノはプラスチック製の医療用部材や精密電子部材を製造している会社で、私のミッションは2019年に設立されたベトナム子会社の海外事業全般です。

現在は日本で研修や業務の引き継ぎを行っており、ゆくゆくは現地へ駐在予定です。日本側のメンバーとしっかりコミュニケーションを取って関係性を築きつつ、2カ月に1回、2週間程度ベトナムへ出張しています。

現地スタッフと膝を突き合わせて話す機会を設け、駐在に向けた準備を進めているところです。

入社前のご経歴を教えてください。

日用品雑貨や食品容器などを扱うメーカーに31歳の時に中途入社し、その後すぐにタイの子会社へ赴任して通算7年半駐在しました。

タイでは生産管理、収支管理、IT推進、購買など、幅広い業務を経験しました。特に印象深かったのは、ITを活用した現場のDX化です。

本社からの指示ではなく、現場で自ら必要性を感じた課題を設定して推進しました。具体的には、バーコードによるロットトレースやQRコードによる在庫管理システムの導入です。

現地のローカルスタッフを説得し、チーム一丸となって業務改善に取り組んだ結果、月次の棚卸業務が4時間から30分に短縮され、誤出荷も4年連続ゼロになるなど、目に見える成果が現れました。

スタッフから「本当に楽になった」と言ってもらえた際は大きなやりがいを感じましたね。

その後、プライベートな事情もあって日本に帰国し、3年半ほど営業として働きました。

営業は未経験でしたが、タイでの現場経験を活かして大手文具メーカーに金属トレーからプラスチックトレーへの切り替えを提案し、大口の新規顧客を開拓することもできました。

転職のきっかけは?

やはり、「海外で働きたい」という想いが転職を考え始めるきっかけでした。

もともと海外で働きたくて前職に入社することを決めましたし、タイでの7年半は本当に充実していました。帰国後、「また海外に赴任したい」と経営陣にも直接伝えたものの、「その計画はない」と断言されてしまいます。

国内営業の仕事にもやりがいはありましたが、海外現地法人でローカルスタッフを巻き込み、自ら課題を設定して物事を進めていくプロセスに、より大きな達成感を感じていました。

そこで、再びチャレンジできる環境に身を置きたいと考え、転職活動をスタートさせました。

転職活動はどのように進めましたか?

まずは大手の転職サイトに登録しました。自分で海外関連の求人を探して応募することもあれば、今回ご縁をいただいたリージョナルキャリア徳島のように、転職支援会社から声をかけていただくこともありました。

選考に進んでからは就業後にオンラインで面接に臨み、対面での面接が必要な場合は半休を取って対応しました。

活動開始から半年ほどで内定が決まり、動き出すタイミングとしては良かったと感じています。

今の会社に決めたポイントは?

最大の決め手は、海外で働きたいという想いを実現できる点です。ベトナム子会社での生産管理、そしてゆくゆくは海外駐在というミッションは私の希望に完全に合致していました。

次に、タイで培ってきた生産管理やIT推進、購買といった経験をダイレクトに活かせるポジションだと感じられたことです。

選考を通じた印象も大きかったです。Web面接では少しビジネスライクな距離を感じましたが、徳島本社で行われた対面での最終面接では、役員の方々が非常に柔和で、ざっくばらんに接してくれました。「こういう方々となら働きやすいだろうな」と感じたのを覚えています。

最後は、やはり大塚グループという安心感です。転職活動中にちょうど子どもが生まれるタイミングと重なっていたこともあり、家族、特に妻の理解を得るうえでも会社の安定性は大きな安心材料になりました。

徳島へのIターン転職で手に入れた、待望の海外赴任と家族を大切にした働き方。

転職していかがですか?

入社して約1年が経ちますが、仕事内容はほぼ想定通りです。ベトナムとは物理的な距離がありますが、会社が出張機会を設けてくれるなどバックアップ体制がしっかり整っているため、非常に仕事がしやすいです。

転職して良かったと思うことは?

一番は、中途入社者に対する風通しの良さですね。他部署の方が「頼りにしているよ」と声をかけてくれたり、上司も「どんどん相談してくれ」と背中を押してくれたりと、温かい雰囲気で迎えられていることに感謝しています。

もう一つは福利厚生です。働きやすい環境が整備されていることはもちろん、大手ならではの手厚い待遇があるのは率直に嬉しいですね。

困っていることや課題はありますか?

これはもう、明確に「体重が増えた」ことです(笑)。大阪で働いていた頃は、自宅から駅、駅から会社へと、無意識のうちに毎日40~50分は歩いていました。

しかし、徳島での生活は車移動が基本で、通勤で歩くことがなくなったのに食べる量は変わらない。結果、4キロほど太ってしまいました。

これはまずいと思って夏からジムに通い始め、今は「毎月100キロ歩く」ことを自分に課しています。

生活面の変化はありましたか?

一番の変化は、Iターン転職を経て子どもが生まれたことです。これは何事にも代えがたい大きな変化です。

その他、生活面については必要なものは一通り揃うため、大阪時代と比べて不便を感じることはまったくありません。

本当にありがたいと感じていることは、プライベートな事情に対する会社の配慮です。

子どもが生まれたばかりの時、私は入社直後で有給休暇が少なかったのですが、その事情を上司に相談したところ、「いろんな制度があるから使って、無理のない範囲で業務に臨んで」と快く背中を押してくれたのです。

おかげで在宅勤務などを活用し、大阪にある妻の実家で家族と過ごす時間を確保できました。こうした柔軟な対応には本当に感謝しています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

転職を考えているということは、現状に対して何かしらの違和感があるのだと思います。その違和感を解消できる可能性があるなら、まずは一度「会社の外」を知るために動いてみることをお勧めします。

転職活動を通じて、私のように希望に合った会社に巡り合えるかもしれませんし、逆に「今の会社も悪くないな」と現職の良さを再認識するきっかけになるかもしれません。どちらに転んでも自身のキャリアにとってプラスになるはずです。

また、もし家族がいるなら、すり合わせは入念にしておいた方がいいでしょう。私の場合は妻も働いていたので、仕事をどうするか、世帯年収はどうなるか、生活環境の変化はどうか、とことん話し合いました。

後になって「そんなこと聞いていない」とならないよう、しっかり相談しておくことがとても大切だと感じます。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
吉津 雅之

「海外でもう一度働きたい」という熱い想いを原動力に、大阪から徳島へのIターン転職を決断された吉田さん。

タイ駐在時代に自ら推進された生産管理やDX化の実績と、大塚テクノ社が現在進めているベトナム事業の拡大というミッションが合致した素晴らしいご縁だと感じました。

特に印象に残ったのは、ご家族を大切にされる吉田さんの姿勢と、それを全面的にバックアップする同社の温かい社風です。

入社直後にお子さまが誕生し、上司が「制度を使って無理のない範囲で」と背中を押してくれたおかげで柔軟な働き方ができたというエピソードは、同社の働きやすさと社員を想う風土を象徴しています。

ご家族との温かい時間を大切にしながら、ベトナムという新たなフィールドで再びご自身の強みを存分に発揮されることを、心より嬉しく思います。

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