2022.10.26
徳島本社企業「鳴門塩業株式会社」の求人特集
今回は徳島県鳴門市に本社を置く「鳴門塩業株式会社」のご紹介です。
同社は、膜濃縮製塩法により海水を原料とした食用塩および製塩副産物(原薬・にがり)の製造・販売を行う製塩メーカーです。2002年、国内製塩メーカーで初めて医薬品の製造業許可を取得し、医薬品(原薬)製造工場として幅広い製品を安定供給しています。事業所は徳島本社に加えて、東京営業所・名古屋営業所があります。現在は年商61億円、従業員199名となっています。
鳴門の塩づくりの歴史は長く、その始まりは今から約400年前の慶長4年といわれています。同社は塩田の築造にルーツを持つ伝統ある企業です。潮の流れが早く塩分濃度も高い清澄な海水に恵まれた鳴門は昔から塩づくりに適した環境であり、50年ほど前まで市内には広大な塩田風景が広がっていました。その塩田も今では製塩技術の進歩によって姿を消してしまいましたが、塩づくりの伝統は現在も受け継がれています。また、塩の製造業界は、特別な設備や蓄積ノウハウがないとビジネスとして成り立たず、国内にはわずか4社5工場しかありません。そして、製塩工場は塩の製造に莫大な電気を使用するため、自社で発電しなければコスト的に事業が成り立ちません。そのため、同社も工場内設備のほぼ全てを自社内発電で賄っています。
同社の特徴は、環境に配慮した設備を有している点です。鳴門塩業の製塩工場の心臓部と言えるボイラー設備は、一般の石炭炊きボイラーに比べ、大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)の排出量が少ない流動床ボイラーを使用しており、国の定める環境基準もクリアしています。また、同社にはボイラーから発生する灰と水を混練して路盤材を作る設備も備えており、この路盤材は環境に対し安全な土木材料として20年以上の稼働・販売実績があります。また、安心・安全な塩を製造するために、開発にも注力しています。食品製造における食品添加物には表示が免除されているものもありますが、それでも使用しないに越したことはありません。同社ではそれらの食品添加物を使用しなくてもよい製造方法を確立し、より安全で安心出来る塩を供給しています。
同社は社員が働きやすい環境づくりも重視しており、安定的な社風で、働きがいだけでなく風通しが良いことも特徴です。また、年間休日128日・残業も20時間以下となっており、徳島へUターン・Iターンして、徳島にて腰を据えて働きたいという方にオススメの企業です。
求人一覧にして以下にご紹介いたします。
※「2022年10月26日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、予めご了承ください。
<1>「ボイラータービンの管理責任者(課長候補)」
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勤務地 :徳島県鳴門市
想定年収 :550万円~600万円
主な職務 :ボイラタービンの保守、管理業務、修繕計画の作成、および作業や検査の立会い など
求人詳細 :https://rs-tokushima.net/job/detail/27/3656
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